でこまん

「ごめん、あと30分ぐらい遅くなる」
と我が家に電話しておいて、勝田神社の宵まつりへ。

高校時代は近くだったのでよく友人と来たものですが、社会人になってからは久しぶりです。
裏道から行こうとして途中自信がなくなりかけましたが、ここぞという角を曲がったらまつり囃子が聞こえて来たので、ワタクシの方向感覚も大したもんだと自画自賛。

勝田神社の名物といえば「でこまん」。七福神の形をあしらった一口サイズのまんじゅうで、「デコレーションまんじゅう」の略です。
地元民としては珍しくもないのですが、市外出身の妻が食べたことないというので、仕事帰りに買いに行くことに。

参道を歩いて行くと、門の手前にでこまん屋が。しかし、ここで買うのは素人です。
でこまん屋は2軒あって、奥の店の方がおいしい、というのは地元民の間では有名な定説なのであります。

さらに奥に進むと、露天では最奥部、まさにラスボス的な位置に構えている2軒目のでこまん屋。
1軒目はひとりも並んでいなくて即買い状態でしたが、本命には30人以上の行列！

並んで待つこと30分。
「ごめん、もう少し遅くなります」
と今度は丁寧語で断っておいて、さらに待つこと30分（1時間も待つことになろうとは！）。ようやくでこまんを買うことができました。

まんじゅうといっても皮だけで中身はないのですが、カステラみたいにしっかり甘くておいしいです。