アポロ13号奇跡の生還

アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)

アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)


数年前に、映画「APPLO13」が公開されていましたが、当時は別に興味もなかったので観ませんでした。
最近になって、ブックオフで同書をたまたま見かけたので読んでみました。


宇宙空間で宇宙船に爆発事故が発生するという絶望的な状況から、乗組員と管制官が力をあわせて無事に帰還するという、物語としてはこれ以上ない設定。
先日、飛行機がハドソン湾に不時着したというニュースがありましたね。
あの機長の判断と行動もすごいと思ったけど、アポロ13の帰還にはそれ以上の困難があったでしょう。
本書ではその一部始終を丹念に描いていて興味深い。
印象的だったのは、乗組員も管制官も、非常に冷静に対処していたこと。
時間も、水・酸素・電力も限られた中で、帰還の方法を探っていくあたりは、スリリングでさえあります。


アポロ13号 - Wikipedia