最近読んだ本

涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))
ロボットの時代 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)
われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)


小学校はアルセーヌ・ルパン、中学は夏目漱石、高校は漫画ばかり読んで活字離れ、大学でサリンジャー、卒業後は再びルパンというのがワタクシのおおざっぱな読書遍歴でありまして、「宇宙の旅」以来、遅まきながらSFというジャンルに手を出し始めたのであります。


われはロボット 〔決定版〕 アシモフのロボット傑作集 (ハヤカワ文庫 SF)/宇宙モノの次になんとなくロボットモノが読みたくなり、ロボットといえばまずはこれかなあと思いまして。ロボットの時代とあわせて、ロボット三原則を利用したSFミステリという趣。キャルビン博士は愛すべきキャラクターであります(ツンデレだと思うのはワタクシだけでしょうか?)。


アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229))/これもロボットつながりで。アンドロイドが人間と見分けがつかなくなったらどうなるか、というのは非常に興味深いテーマではあります。映画「ブレードランナー」(未見)の原作ということですが、どちらかというと映画のほうが観てみたくなりました。


涼宮ハルヒの分裂 (角川スニーカー文庫)/これはまあ...息抜きみたいなもんです(笑)。ただ、シリーズのそれぞれの話が独立しているように見えつつ、さまざまな伏線がちりばめられ、だんだんと謎が明らかになっていくような構成は引き込まれますね。『分裂』の続巻『驚愕』は発売が延期された模様ですが、漫画にしろ小説にしろ、新刊を待つ気分というのは久しぶりで、これはこれで気持ちのいいものです。