野尻抱介を読みあさる

すっかりご無沙汰、1ヵ月ぶりの更新です。
久しぶりなので、最近読んだ本をまとめてみますよ。
私と月につきあって―ロケットガール〈3〉 (富士見ファンタジア文庫)


「私と月につきあって」
「ヴェイスの盲点」
「フェイダーリンクの鯨」
「タリファの子守歌」
「太陽の簒奪者」


以上、野尻抱介作品。
野尻氏はアニメ「ロケットガール」で知ったんですが、「2001年」シリーズを読んで以来、ハードSFというジャンルに興味を持ち始めたところに、まさにうってつけの出会いであります。
「私と〜」は「ロケットガール」シリーズの3作目。体重が軽いという理由で女子高生を宇宙飛行士にしてしまうという内容で、萌え要素を盛り込みながらSFとしてもしっかりと描き込まれています。
次の3作は、さまざまな惑星を舞台に、宇宙の運送屋が活躍するシリーズ。惑星物理学を下敷きにしている点がハードSFっぽいです。
「太陽の〜」は、地球外生命とのコンタクトを描いた、「これぞハードSF」というような硬派な作品。


それにしても、最近本屋でも古本屋でも、おもしろそうなSF作品はないかと漁っているのですが、ミステリって結構たくさん並んでいるのに、SF、とりわけハードSFとなるとなかなか出回ってないように感じます。
オススメの(ハード)SF作品があったら教えて下さい。