おくりびと

オスカーとったというニュースを聞いて、それじゃあ観てみようかと。
ミーハーだなあ。
いやー、でも観てよかった!
もう涙腺崩壊。近年見た映画では最高の感動作でした。


納棺という作業を通じて、死者を丁重に、美しく送ってゆく。
そのことによって、残された者が死者との関係をあらためて見つめなおしていく。
山田辰夫のくだりと、吉行和子杉本哲太のくだりが特によかったです。


一方で、死体を扱う職業に対する偏見と、さらにそれを納棺そのものを通じてほぐしていくところまで描いていて、非常に丁寧な作品だと思いました。


オスカー効果でしょう、平日というのにかなりの人が入っていました。

ならづけください

息子(2歳)が、朝食の最後に決まって発する台詞、
「おじいちゃん、ならづけください」


祖父が食べている自家製の奈良漬が、大好物です。渋いなあ。


そのあと「たくあんください」って言って食べるんだけど、こちらは噛んだあと飲み込まずに吐き出してしまいます。
奈良漬とたくあんの間にある境界線はなんなんだろう?


【追記】
梅干を食べたあとの表情もおもしろい。

アポロ13号奇跡の生還

アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)

アポロ13号 奇跡の生還 (新潮文庫)


数年前に、映画「APPLO13」が公開されていましたが、当時は別に興味もなかったので観ませんでした。
最近になって、ブックオフで同書をたまたま見かけたので読んでみました。


宇宙空間で宇宙船に爆発事故が発生するという絶望的な状況から、乗組員と管制官が力をあわせて無事に帰還するという、物語としてはこれ以上ない設定。
先日、飛行機がハドソン湾に不時着したというニュースがありましたね。
あの機長の判断と行動もすごいと思ったけど、アポロ13の帰還にはそれ以上の困難があったでしょう。
本書ではその一部始終を丹念に描いていて興味深い。
印象的だったのは、乗組員も管制官も、非常に冷静に対処していたこと。
時間も、水・酸素・電力も限られた中で、帰還の方法を探っていくあたりは、スリリングでさえあります。


アポロ13号 - Wikipedia

オードリー

どうも。最近「オードリーのピンクの方(春日)に似ている」と言われるSeymourです。


言われるまで意識したことなくて、言われても「どんなヤツだったっけ?」って感じだったんですが、このところちょくちょくテレビに出ているので、観てみました。


うーん、確かに顔はちょっと似ているかな、という印象。
しかし、春日が相方(若林)にボケ突っ込みをしたところでビックリ。
横顔がそっくり!
自分でも驚きました。横顔を見るたび「お前は俺か」と言ってしまうくらい。


参考はこちら。
YouTube - オードリー  「デートの方法」


え?キャラは似てないってば。
あんなにウザくないって!!

橋を渡る

この前の日曜日、休みだったので、散歩がてら息子と一緒に旧日野橋を渡りにいきました。



旧日野橋は全長366メートル。
2000年の鳥取県西部地震でヒビが入ったりして、撤去されかかっていましたが、存続を望む声が多く、改修されて2007年に開通。
歩行者・二輪車専用の橋として、美しいアーチ構造とともに親しまれています。


まだ雪の残る橋の上を、ひたすら歩く。
息子は川岸で工事中のショベルカーや、鉄橋を渡る列車に目を奪われたりで、ジグザグしながら進みます。
途中何度か「だっこして」と言われましたが、「だっこしないよ」と返して歩き続けました。



ようやく渡りきったー!
「さ、もう一度歩いて引き返すよ」
帰りは行きにも増して、すんなりと進まない息子。
抱きかかえて帰ろうかと考えていたところへ、妻が車で迎えにきてくれました。

新年早々風邪を引く


葬儀の前日から寒気を覚え、その後は一旦楽になっていたのですが、昨夜から頭痛がひどくなり、今朝慌てて病院に行きました。
インフルエンザではなかったようです。風邪薬と頭痛薬をもらって、飲んだらだいぶ楽になりました。
寝正月確定です。

妻のお兄さんが28日に亡くなられました。
一人っ子のワタクシにとっては初めて「お兄さん」と呼べる人でしたが、数える程しかお会いできず、早すぎる死が残念でなりません。
もっと一緒にお酒を飲んだりしてお話がしたかったです。